2年ぶりに、ツバメが、作業場の軒下の巣に5個の卵を産みました。母ツバメは卵を温め続け、父ツバメは母ツバメのために餌を運び続けました。そして、やがて、5羽のヒナがかえりました。そうっと巣を見上げてみると、産毛の生えたちっちゃなヒナの黄色いくちばしが5つ見えたのです。なんてかわいいんだろ。
それから、しばらくの間、母ツバメと父ツバメは、交代でヒナに餌を運んできました。それこそ、休む暇なくずっと。5羽のヒナは、すくすく大きくなっていきました。
写真は、飛び立つ4日前のヒナたちです。5羽のかわいい目が見えるでしょうか。いつの間にか、首元は白くなり、黒々とした翼が生えていました。一人前のツバメらしく育った5羽にとって、巣は狭くなり、落っこちそうになる姿も見られて、気が気ではありませんでした。
その日は、突然やってきました。朝6時、いつものようにヒナたちを見上げてからぶどう園へ。そして8時、アルバイトさんを迎えに戻ってきたときに見上げた巣は、もう既にからっぽでした。さみしいというか、びっくりというか・・・。でも、庭の低い所を飛んでいる小さなツバメが見えました。家の屋根や車庫の欄干にとまっている小さなツバメも。数えたら5羽。あのヒナたちです。ああ、練習してるんだなって思いました。3日間、すぐ近くを飛んでいた小さなツバメたちは、今日はもういません。旅立っていったのですね。どうか元気に大きくなってね。来年、戻っ

