小学校1年生のときに担任した子が、甲子園で投げているのをテレビで見ました。親元を離れ、県外の高校の寮に入ったK君。県外に巣立つ前に会ったとき、「俺、必ず、甲子園に行きますから」と断言していた。有言実行。3年生の夏、K君はエースとして甲子園のマウンドに立っていました。

 1年生のときのK君はヤンチャだけど素直で、気が小さくてよく泣く子でした。体育が大好きで、断トツで肩がよかったのを覚えています。文集に書いた将来の夢は、プロ野球選手。6年生になったK君は、クラスで一番背が高く、スポ少の野球を週4で頑張っていました。プロ野球選手になる夢をつかめるところまで頑張ってきたK君。本当にすごいなと思います。

 同学年のF君は、小学校の頃からずっとハンドボールを頑張ってきました。中学、高校もハンドを続け、3年のこの夏、全国大会で3位になりました。新聞にとてもいい笑顔で写っていた。彼もまた、本当にすごい。同学年には他にも、柔道やサッカーで関東大会に行った子、医療関係の仕事を目指して頑張っている子、手に職をつけるために頑張ってる子・・・それぞれ頑張っています。教え子たちの頑張りに負けないように、私も前に向いて頑張っていかなくては。勇気と元気をもらいました。

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