北海道の寿都町で中学校の教員をしている同期生から届いた贈り物は、山梨では味わえない海の幸でした。
彼女とは、大学時代、同じ陸上部で、いわゆる同じ釜の飯を食った仲。彼女が北海道の教員になってからは、一度しか会うことが叶わずにいました。
でも、私がSLEを発症した5年半前、入院していた病院に、北海道からわざわざお見舞いに駆けつけてくれました。心まで弱っていた私は、どれだけ勇気づけられたか・・・ものすごく嬉しかった。涙が溢れました。
お礼の電話をして、久しぶりに彼女と話しました。大学を卒業してから30年経つけれど、声はあの頃のまま。ずっと会えなくても、話せばすぐに懐かしい時が戻ってくる。離れていても、気持ちは離れることはない。今でも、そしてこれからもずっと、お互いの幸せを願い合える大切な同志です。コロナが収束したら、きっと会おうね。