桜の隣りに、まるで玉のように丸く咲く真っ白なこの可愛らしい花は、「ソルダム」という品種のスモモの花。子どもの頃から大好きな花です。この時季、少し高台から見下ろしたスモモ畑は、まるで真っ白なジュータンが広がっているよう・・・その景色の美しいこと。いつまで見ていてもあきません。

 私の実家では、「ソルダム」を作っています。幼い頃から私は、春のこの真っ白なジュータンを見て育ちました。果樹を育てることに誇りを持ちながら、一生懸命に働いて私たちを育ててくれた。納得のいくまでこだわり抜く父の仕事ぶり・・・その父の大きな背中を見て育った日々。今、同じようなまなざしでぶどうを見つめる主人のそれと重なります🍀 

 『令和』の時代が訪れようとしています。今年80歳を迎えた父。次の春もまた、元気で果樹が作れますように。今はやや小さくなってしまった父の背中を、これからもずっと見ていたいと思えた優しい景色でした。