1月29日は「エリテマトーデス記念日」。全身性エリテマトーデスの発症を宣告された日。あれから4年が経ちました。4年前の1月29日は金曜日でした。学校を休んで、主人と甲府市の病院に再検査結果を聞きに行きました。そして、最低でも2ヶ月間の入院が必要、完治不可能な難病だと告げられた。覚悟はしていたものの、あのときのショックは今も忘れられません。

 前日の28日、あまりの体調の悪さに学校を早退したとき、担任していた1年生の子どもたちが、「先生、またね」そう言って手を振ってくれたのに。土日で教室や職員室の荷物を片付け、1年生ひとりひとりの引き継ぎを記し、2月1日、1年生に会えないまま、紹介された山梨県立中央病院に入院した。つい昨日のことのように思い出されます。

 発症して、失ったものがあります。でも、発症して得たものもある。多くの人に支えられた4年間でした。感謝の気持ちでいっぱいです。以前よりは、人の痛みもわかるようになれたと思う。「病気は、神様からのギフト」・・・それを信じて、これからも前を向いて歩いていきます。

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