今日、特別支援の子に付いて、6年生の体育に入りました。私は普段、体育の支援には入らないのですが、今日はその時間の担当教員が休みだったので。もうすぐ行われる縄跳び大会に向けての練習を、体育館で行いました。縄跳び大会では、1分間に跳べる回数を競います。
6年生は、1年生のときに私が担任していた子どもたちです。今日、5年ぶりに子どもたちの跳び方を見ました。5年前のちょうど今頃も、縄跳び大会に向けて猛練習をしていたっけ。1分間に多くの回数を跳ぶのにはコツがあるのです。姿勢、目線、手首の回し方、足のそろし方・・・。それを、まだ上手に跳ぶことのできない1年生に、繰り返し一生懸命教えました。5年間の成長は素晴らしく、美しくかっこよく跳べるようになっていた6年生たち。その跳び方の中に、それらのコツは息づいていました。
5年前の1月末に発症した私は、1年生の縄跳び大会本番を見ることなく入院してしまいました。でも、今日、こうして子どもたちの成長を真近で見ることができて、本当に嬉しかった。子どもたちとの思い出とそれぞれの成長に、胸と目頭が熱くなりました。卒業まであと2か月。この学び舎を巣立つその日まで、6年生への毎日の学習支援を、日々大切に過ごしていきたいと思います。