『四季彩ひろせ農園屋』のある、ここ山梨県甲州市。朝の肌寒さが嘘のように、日中はポカポカ陽気になりました。桜の開花まで、あともう少しのようです。
写真は『四季彩ひろせ農園屋』の露地「巨峰」のツル。先端から、水滴が滴っているのが見えます。ぶどうの木が、土から栄養と一緒に水分を吸い上げていて、それがツルの先端からぽたぽたとあふれ落ちているのです。この水滴をためて作った化粧水は、乾燥肌やあせもに効能があると言われています。この辺りのぶどう園では、3月になるとこの光景が見られるようになります。これは、「ブドウの木の水揚げ」。初春の風物詩です。ハウスぶどうに続き、露地のぶどうの木々たちも、刻々と発芽の準備をしています。