朝、目が覚めて、やはり夢じゃなかったんだ、夢ならどんなによかったか・・・。とても辛い事があったとき、人はそう思います。一昨日、仲良しな友達の旦那さんが病気で亡くなりました。まだ50代前半でした。

 友達とは高校3年生のとき同じクラスで、よくお互いの家を行き来しました。一緒に自動車免許を取りに行ったり、大学の入学式のスーツを買いに行ったり・・・あの頃からずっと、長い年月を重ね生きてきました。旦那さんも同い年だったので、私も親しくさせてもらっていました。おだやかで笑顔の優しい温かい人でした。もういなくなってしまったなんて、とても信じられません。

 私が発症した後、旦那さんの病気がわかりました。彼女とは月に一度会っていましたが、もともと弱音を吐かない彼女は、旦那さんのことはほとんど話さず、いつも私の病気のことを気に掛けてくれていました。今思うと私ばかり甘えていたようで、後悔してしまいます。大切な友達が辛いと、何をしていても楽しくない。

 訃報を聞いた昨日は、子宮頸癌検査の結果を聞きに行く日でした。細胞診の結果は現状維持。次回の検診は3か月後ですが、3回続けて細胞に変化が見られなかったので、細胞診は半年後でよいと言われました。ほっとしたのもつかの間、訃報は突然飛び込んできました。今はただ、祈ることしかできない自分に、無力さを感じます。旦那さんは、今、大好きな故郷に彼女と共に帰っています。