卒業生からの贈り物

 勤務校の卒業式がありました。1年生のときに担任した子たちが、巣立っていきました。SLE を発症して入院を余儀なくされ、終わりの2か月を担任することができなかった子どもたち。悲しくて情けなくて、病院のベットで毎日子どもたちのことを思っていました。それから1年8か月後、校長先生の依頼で市採用の学習支援員として本校に戻りました。担任ではないけれど、3年半の間、近くで成長を見守ることができてとても幸せでした。ひとりひとり、良いところを持っているかわいい子どもたち。それぞれの成長がとても嬉しいです。

 大切な子どもたちの卒業式。立派でした。感動でした。卒業生がみんなで作ってくれたアルバムの言葉に、涙が溢れました。中学校に行っても、自分らしく自信を持って頑張っていってほしい。離れてしまうけど、これからもずっとずっと応援しています。ご卒業、本当におめでとう。

教え子の卒業式” に対して2件のコメントがあります。

  1. Satoshi Hashizume より:

    広瀬さんは、21年間、小学校の先生をなされていたのですね!私も「21年間」、教師をしていました。楽しいことばかりでなく、大変なこともありましたが、楽しかったですね!教師人生は、「登山」と一緒だと思います。頂上を極めた時の感動は、何事にもかえられませんね。頂上は、私にしてみると、『卒業式』でした。生徒たちと、三年間、共に励ましあい、登った日々が懐かしいです。心の底から、卒業生たちに『感謝』しています。最初に赴任し、担任となったクラスの子たちも、今年50歳です。自分自身、歳をとるわけです。もう、担任ではないですから、何をしてあげられるわけでもありません。しかし、一つ、できることがあるとするならば、彼らの人生に『幸多からん』ことを「祈る」ことでしょうか?そんな気がします。

    1. hirose-yamanasi より:

      拙いブログを読んでいただき、心より感謝致します。
      自分の手元を巣立っていった子どもたちには、本当に、ひとりひとりの幸せを願い祈ることしかできません。
      子どもたちの長い人生の中のほんの1ページでも、一緒に過ごせたことを幸せに感じています。
      今日から新天地。複式学級のある小さな小学校です。頑張っていきたいと思います。
      コメント、本当にありがとうございました。

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